よく降り続いた雨もやっと明けそうな追い山を終えた今日。
博多の街は、追い山とともに梅雨明けすることになっているらしい。
先日、あのひどい雨の中を実家まで行った。
やれやれと玄関を開けたら、可憐な木槿(ハマボウ)が活けてあり、いっぺんになんともいえぬ穏やかな気持ちに包まれた。
老母(はは)ひとり住むはまぼうの咲く家に
さぼり気味のお茶のお稽古だが、茶通箱(さつばこ)に挑戦。
箱の中に2種類の茶を準備して、2服の濃茶を点てるという贅沢な点前で、客とのやりとり、間合いが複雑でおもしろい。
稽古ではなく、ゆっくりこんな茶会で遊びたいものだ。
花は籠に縞芦(シマアシ)と木槿(ハマボウ)