今年もこの季節がやってきました。
田中社中32回目の初釜です。
今回は前日の準備からしっかり働きました。
山のような懐石の道具を出すところから始まり、懐石の下ごしらえの手伝い。
米を炒ってあられを作ったり、干瓢を結んだり・・・・
一夜明けて、初釜当日はいい天気。
待合でお湯を頂いて、蹲で手を洗い口を濯いで席入りです。
下火も点いています。
炭をついで、懐石が始まります。どれもおいしく苦労の甲斐がありました。
中立ちの後は蝋梅(ロウバイ)と曙椿(アケボノツバキ)に迎えられてお茶席です。
薄茶のお干菓子は干支の龍と松。菓子器は桑と柿の寄木。
初釜や母を師として三十年(みとせ)過ぐ