二月花形歌舞伎

博多の歌舞伎は二月に始まる。
夜の部は西遊記と鬼揃紅葉狩り。

 

開演の前に亀治郎さんのあいさつとレクチャー。「歌舞伎は客も楽しむだけではなく、感じたことに拍手や掛け声で応えることで役者をのせて、感応しあって作り上げていくものだ」とユーモアを交えながらの話で否応なく期待が高まる。

 

西遊記はみんなが知っている話なのでイヤホンガイドもいらない。
いろんな歌舞伎のいいとこ取り。
ここは義経千本桜の狐忠信の舞。これは勧進帳の弁慶の跳び六方に似てる。これは勘三郎さんが得意なコミカルな舞。あれあれ土蜘蛛の糸だ・・・・・・

 

猪や馬が出てくるのも歌舞伎ならではのご愛嬌。
その上マジックあり、宙乗りあり、そして可愛い子役もたくさん出てきて本当に楽しい。
ラストの演出は圧巻!!

 

鬼揃紅葉狩は前半の静と後半の動の対比がおもしろく、亀治郎さんの長袴をさばきながらの熱演はとにかく興奮してしまう。
本当に彼は期待を裏切らない。

 

昼の部への期待も大きく膨らんだ。

 

 

一夜明けて今日は雪。
ゴルフの予定はキャンセルになり、一気に葉室麟さんの直木賞受賞作の「蜩の記」を読み終えた。