楽しみにしていた展覧会が九州国立博物館で始まった。
「美のワンダーランド 十五人の京絵師」
まず狩野派の絵師探策の四季草花図屏風。
たくさんの草花の美しさ、そして保存状態も完璧!!
私としては、最近夢中の薬草とからめて花の名前を言い当てる楽しみも加わった。
南画は好きじゃないと思っていたが、池大雅の国宝楼閣山水図屏風の凄さには声もない。
若冲の石峰寺図では度肝を抜かれた。
「これってまるでモダンアート!!!」仙人掌群鶏図の見得をきった鶏の存在感に声もない。
でも、何と言っても円山応挙の雲龍図屏風の迫力!!
見ている人皆が遠巻きにして声をのんでいる。
展覧会でのこんな光景初めてみた。
展示する作品の数を少なくしたことで一つ一つの作品にじっくり向き合うことができ、本当に贅沢な時間を過ごすことができた。
作品を入れ替える後期にも是非とも行かねば!!