2月の薬草(ウメ)

先週雪が舞って凍えるような寒さだったのに、この週末は穏やかな日和。それに誘われてか、実家に帰る度に縁側からながめる梅の花が早くも開き始めた。
すると、待っていたように鶯が2羽やってきて、枝の間を飛び廻っている。
 
「春よ来い」そんな歌を思わず口ずさむこの季節。
 
  縁からの定点観察梅一輪
 
さて、2月の薬草はこのウメを取り上げます。
中国原産のバラ科で元々奈良時代に薬用としてわが国にはいったそうです。梅干の効用は周知のとおりで夏場の脱水対策に梅干の個包装を販売しました。
 
今、「だ液はスゴイ」をキャッチフレーズに力を入れて販売している「エッセン」の主成分は烏梅(ウバイ)ですが、これは未熟で自然に落ちた梅を燻製にして作ったものです。
 

 
以前は健康酒としてどこの家庭でも作っていた梅酒も、最近はぐっと格が上がっておいしいものが作られるようになり、梅酒ベースのカクテルも・・・
でも、その分健康酒としての役割は失せてきたように感じられますよね。