4月の薬草(アケビ)

新型コロナウィルス禍で外出が制限されている。

予定していた行事は軒並みキャンセル。来週予定だった志賀島での薬草観察も諦めた。

でも、今年の桜も美しいし、タブノキの赤い新芽、シロダモも芽吹いている。

 

タブの新芽

 

シロダモの新芽

 

私の定点観察地点には、お約束のアケビの花が、多くの人には気づかれることもなく咲いている。秋になれば・・・・と思うものの、まだ実は見ることはできてない。

 

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アケビ(木通)Akevia quinata   アケビ科

生育場所:山野に生育するつる性落葉低木

利用部位:茎;局モクツウ(木通)

漢方処方:竜胆瀉肝湯、五淋散、消風散、当帰四逆湯

 

柔らかい5枚の小葉が掌をひろげたように(掌状複葉)つき、茎は蔓になって他に巻きついて伸びていきます。同属に3枚の小葉をもち鋸歯があるミツバアケビ、5枚が基本で4枚のものもあって鋸歯をもつゴヨウアケビ(アケビとミツバアケビの雑種)があり薬効は同じです。また、ムベは常緑なのに対してアケビは葉を落とします。

春に赤紫色の花を咲かせますが、ひとつの株に雄花と雌花をつけます(雌雄同株)。秋になると熟した果実が割れてゼリー状の胎座に覆われた種子があらわれます。このゼリー状の部分はほんのり甘いやさしい味で、昔から山遊びする子供たちのおやつでした。この「開け実」が転じてアケビとなりました。

 

 

三日月山の登山道、長谷ダムふれあいロード、油山、志賀島と行く先々でみることができます。