7月の薬木(番外編イヌビワ)

今年は変則の連休。で、昨日の早朝、久しぶりに三日月山に行ってみた。この時期は本当に花がない。わずかにミズヒキヤブミョウガが咲いているくらい。ハナミョウガは実をつけている。ジャノヒゲの花を狙っていたが見つけられず。そうこうしていると雷鳴が。ここは無理せずに下山することに。

 

改めて、長谷ダムふれあいロードを歩いた。

まず、入口付近でクサギの大木が満開の花で迎えてくれた。

 

 

遊歩道に入って、いつものクヌギの木。どんぐりがついてないか探してみると、きれいな虫こぶが。

 

 

赤い橋を渡って行くと先週まで目立たなかったハギやカヤが茂っている。

アカメガシワミズキは今が花盛り。

 

 

 

 

 

ノブドウはもう実を色づかせている。

 

 

ネズミモチも実をつけている。

 

 

そして、イヌビワは豊作。

 

 

 

残念ながら薬木ではないようだが、イチジクの仲間で薀蓄を傾けたくなる興味深い植物。

青い実のように見えるのは、実は花で、小さい虫が入り込んで受粉する。その結果結実して、熟した実は野趣あふれる美味しさ。

どこにでもふつうにみられるイヌビワ、一度味見してみて欲しい。