桜も過ぎて躑躅と藤の花が咲き始めた。
雲雀や四十雀の囀りも楽しく、野山を歩くのに最高の季節の到来です。
薬草観察を始めて、ただ聞くだけだったところから一歩進んで自分で纏める作業をしてみると、少しずつだが知識が増えていくことの楽しさに気づかされている。おなじみの三日月山、照葉樹林の春は様々な色が重なって、本当に山が笑っているようだ。「がんばれよ!!」って。
薬草は五十の手習い山笑う
さて、4月の薬草はアカメガシワを選んでみた。
それは、私が最初に覚えた見分けやすい薬草で、昨日長谷ダムふれあいロードで見つけて、改めてその新芽の美しさに感激したからです。
トウダイクサ科で新芽の赤さですぐわかります。若葉、木皮を健胃薬として使い、日本薬局方にも収載され、ドレミ薬局でも販売している第一三共胃腸薬の成分にはアカメガシワが入っています。
我が家では、夏に大きくなった葉をお茶の点前の「葉蓋」としても使っています。