スイスでの休日(その2)

3日目。5時に起きて5時半に朝食。インターラーケンオスト駅始発のユングフラウ鉄道にに乗り、グリンデルワルト経由クライネシャイデック。そしていよいよアイガークレッチャーを過ぎてからはトンネルに入り、アイガーとメンヒの胎内をひたすら上る。途中、2箇所で止まって、アイガーの北壁と南側に穿った展望台からの眺めを楽しむことができる。

そして、9時前に標高3454m、世界一高い所にある駅、ユングフラウヨッホに到着。一面は雪原で、まばゆいばかり。踏み固めた雪原を、メンヒヨッホヒュッテまで歩くことにした。
さすがに、3000mの標高では、すぐに息切れしてゆっくりとした歩けない。でも、気持ちイイ!!
途中、メンヒへの登頂を目指して岩場にはりつくK氏の姿を遠くから見ることができ、手を振った。

岩登りザイル擦る音息の音

そうして、目的地のメンヒヨッホヒュッテに到着。青息吐息の仲間を待った。
そうこうしているうちに、天気は急変、雪が降り始めた。メンヒに登頂したK氏も、景色は見えなかったそうだ。とにかく今年のスイスの夏は天候不順で、アイガーも積雪が多く、ガイド登山は難しいしとのこと。残念!!
ヒュッテでラムとホイップたっぷりの温かいスイスコーヒーを飲んでユングフラウヨッホまで戻った。

この日はクライネシャイデックから線路沿いのハイキングコースを長く歩く予定だったが、雨が降り始めてヴェンゲルンアルプで断念。湖にも山の姿は映らなかった。

絵葉書の景色に会えぬ山歩き