7月の薬木(キササゲ)

今月の暑さは「半端ない!!」

そんな中、豪雨の爪痕が残り登山道が閉鎖されている皿倉山へ行ってきた。幸いロープウェイは無事で、登ることができた。

オカトラノオウツボグサアマチャネムノキ・・・・

 

オカトラノオ

 

ウツボグサ

 

アマチャ

 

ネムノキ

 

たくさんの花が咲いている。

その中で、地味にキササゲの花が。これは、私たちのホームグラウンドの三日月山の上り口にあり、「強い利尿作用がある大切な生薬です」と最初に説明を受けた植物で、それからは、車を走らせていても、この木は必ず目に留まる。

 

 

 

キササゲ(木大角豆)Catalpa ovata   ノウゼンカズラ科

 

生育場所:植栽されている落葉高木
利用部位:果実;○局キササゲ
民間薬:強力な利尿薬として煎服。(カリウム塩25%含有)

落葉大木で初夏に黄白色の多数の花を円錐状に咲かせ、秋になるとささげ豆に似た長い実をつけます。これがマメ科のササゲに似ているためこの名がつきました。
樹高6~9m、葉は対生で長い柄があり広卵型か広いハート型で長さ12~20cm。夏に枝先に淡黄色で暗紫点のある花をたくさん大型円すい花序につけ、その後のさく果は長さ約30cmにもなります。
キササゲは雷除けの木といわれ、古くから神社仏閣に植えられました。大の雷嫌いだった徳川家康のために日光東照宮にはキササゲが植えられたといわれています。
三日月山霊園駐車場そばの民家で、また四王子で見ることができます。