8月の薬木(カラスザンショウ)

毎日の凄まじい暑さで、日中の外出はキケン!!

好きなゴルフは自重して、早朝と夕方の打ちっ放しのみ。きっとこれが涼しくなってからのスコアに反映するはず・・・・・

 

そんな中、草木は元気に次々と姿を変えていっています。

「青山緑水」まさに山の木々は大きな葉を茂らせて緑の色を濃くしています。

車を走らせながら、大きなカラスザンショウの花が目につくものの、なかなか車は停められない。それで、いい写真が撮れずにいましたが、なんと、自宅のすぐ傍の造成を免れた林に群生してることを発見!!

 

というわけで、お盆休みの早朝、自転車の前かごにカメラを入れて、自宅近くをフラワーハンティング。

 

海岸の遊歩道で、初夏に花を咲かせていた藤棚には、ノダフジが1輪だけ花が残しつつ豆果が大きくなっていました。

 

 

 

 

そして、海岸の夏の花、ハマユウ

 

 

近くの空き家の窓に絡みついたキカラスウリは、花と実が同時に観察できました。

 

 

そして、いよいよ目的のカラスザンショウ

ミカン科イヌザンショウ属の、サンショウイヌザンショウカラスザンショウ。この3つの中で、最も大きく、この時期は遠目にもすぐわかる、大きな花穂をつけます。

ここでは枝が垂れ下がってきているので、間近に花を見ることができました。

 

カラスザンショウ(烏山椒)Zanthoxylum ailanthoides   ミカン科

 

 

 

生育場所:山地の疎林、荒地に生える落葉高木
利用部位:果実
民間薬:健胃に煎服。打ち身、痔疾に外用

太い枝には鋭い棘がある落葉高木で、小葉19~23個の奇数羽状複葉です。夏に緑黄白色の小さい花を集散花序に密生して咲き、秋に赤く熟します。この果実をカラスが好んで食べることが名の由来ですが、他の野鳥も好んで食べます。

同じミカン科のサンショウ、やイヌザンショウに比べて高木で葉も大きいこと、幹の周囲にとげがあることなどで区別できます。またカラスザンショウは先駆植物で伐採のあとによく見られます。