茶花17 金水引

久しぶりに茶花シリーズを再開しようと思います。

 

今年になって、新しい先生の元へと真面目に通い始めました。そして、また、お茶の楽しさ、奥深さを改めて感じています。

今日は掛け軸も新しくなっています。

 

 

 

『水を掬(きく)すれば月手に有り』

桶から水をすくったその手の中に月が写りこんでいる様子です。

大空に輝くたったひとつの月も、手で水をすくえば手の中にすることができる。たったひとつの真理も手にすることができるということだそうです。

 

床の花は金水引(キンミズヒキ)と紫の山吹草(ヤマブキソウ)を蛇籠の掛花入れに。

 

 

そして、五行棚で初炭手前をした後、「茶通箱付き花月」と「無言投込み花月」

花月はどちらも初めてもので、余りの複雑さに右往左往で終わりました。