『ドレミのイッピン・ひとくふう』その10 感染症室

3年前、薬局経営の仲間たちの希望でドレミ薬局の見学会をやった。

そのときのメンバーが、

「このスペースがあるなら感染者に対応できる個室をつくれるんじゃない?」

という一言。

「なるほど、私がやらずしてどうする?」

と、キッズコーナーを半分にして、待合室から切り離した個室を作った。

当初はインフルエンザ感染者を想定していたので、小児科や一般内科の処方箋が少ないドレミ薬局では、それほど使うことはなかった。

ところが、コロナの流行で様相が一変!!

発熱など、感染の疑いのある方は、個室へまっすぐ誘導。他の患者さん、お客さんと接することなくお薬の説明をすることができる。

今年になって、無料のPCR検査、抗原検査をするようになったので、もう毎日大わらわで使っている。

本当にあの時、あの一言で作っててよかった。

でも、この部屋を使うことの少ない日常が早く戻りますように・・・・・