今年4回目の三日月山に実習生もいっしょに登った。
春先に可憐な白い花をつけていたコブシ(辛夷)はべろんとした実がついている。これが鼻づまりに使う葛根湯川きゅう辛夷の一成分となるわけだ。
葉に臭い匂いがあることからきたクサギ(臭木)には、派手な色の実がなっていた。
高血圧で使う釣藤散の成分となるカギカズラ(釣藤鉤)や咳止めの麦門冬湯の成分であるジャノヒゲ(麦門冬)。
秋の七草のオミナエシ(女郎花)と対をなすオトコエシ(男郎花)の白い花が可愛らしい。
ただ登れば30分の道のりを3時間かけて山頂へ。
この草も薬と知った山歩き