北イタリア紀行(その3)

ドロミテ街道の始発点ボルツアーノ(ドイツ語でボーゼン)を出発。
山道はカーブミラーは少なく、対向車はアウトインアウトで突っ込んでくる中、冷や汗をかきながら上っていくと、ドロミテの峻険で奇怪な岩塊ともいうべき山々が姿を見せ始めた。それにしてもサイクリストが多い。彼らの休憩ポイントになっている山小屋に立ち寄りホイップクリームたっぷりのカプチーノで一休み。
 
更に急カーブを上り、最高地点のポルドイ峠へ。昨日の雨はここでは雪になったようで、けっこうな積雪になっている。ロープーウェイで展望台へ。はるかアルプスの山々も見渡せる。

下り始めると羊が群れるチロルの風景に。
夕方早い時刻にコルティナ・ダンペッツォの小さなホテルへチェックイン。ここに3連泊することになる。
 
一休みした後、私たちをヴィア・フェッラータに誘ってくれるガイドのマリオと打ち合わせ。天気予報で翌々日に行くことに。25もあるコースから、どれを選ぶか・・・・
つり橋の恐怖と途中で動けなくならないかの不安を口にすると、「リタイヤーはなし。動けなくなったら担いで登ってやる(もちろん英語で)」の一言で、クリスターロに挑戦することに!!
 
というわけで、翌日はサイクリングでのんびり。
たくさんの花たちもみることができた。